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余白(マージン)をまとめて指定しましょう!(margin プロパティ) |
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使用プロパティ セレクタ { margin: 長さ; }
CSS一覧プロパティ辞典 … margin プロパティ
margin プロパティを使うと、要素の上下左右のマージン(余白)をまとめて指定できます。値には余白の長さを1〜4個指定できます。
marginプロパティの値の詳細
値 |
値の効果 |
長さを1個指定 |
上下左右のマージンの長さになる。
「margin: 1em;」と指定すると、上下左右のマージンが1文字分になります。 |
長さを2個指定 |
一つ目の値が上下、二つ目の値が左右の長さになります。
「margin: 1em 2em;」と指定すると、上下のマージンが1文字分になり、左右のマージンが2文字分になります。 |
長さを3個指定 |
一つ目の値が上、二つ目の値が左右、三つ目の値が下の長さになります。
「margin: 1em 2em 3em;」と指定すると、上のマージンが1文字分になり、左右のマージンが2文字分になり、下のマージンが3文字分になります。 |
長さを4個指定 |
一つ目の値が上、二つ目の値が右、三つ目の値が下、四つ目の値が左の長さになります。
「margin: 1em 2em 3em 4em;」と指定すると、上のマージンが1文字分になり、右のマージンが2文字分になり、下のマージンが3文字分になり、左のマージンが4文字分になります。 |
覚え方があります!
margin プロパティの値のようにCSSで上下左右を表すときは、上、右、下、左、のように時計回りになります。このことを覚えておくと値を入力するときに迷わずにすみますよ!
使用例
margin プロパティを使用し、p 要素の上下左右に余白を入れてみましょう!
記述例
<html>
<head>
<title>一人暮らしの前向き料理</title>
<style type="text/css">
body { background-color: moccasin; }
h1 {
background-color: orange;
}
span{ font-weight: bold; }
p { margin: 3em;}
p.copy { font-family: "M SP明朝",serif; }
</style>
</head>
<body>
<h1>簡単に作れるワンポイント料理</h1>
<p>料理を少しおいしくするための<br>
ワンポインを紹介します!</p>
<p>おいしいチャーハンの作り方</p>
<p class="copy">Copyright © 2007 TomMY. All Rights Reserved.</p>
</body>
</html> |
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使用例の表示
[marginプロパティ適応前のブラウザでの表示例]
一人暮らしの前向きな料理 |
簡単に作れるワンポイント料理
料理を少しおいしくするための
ワンポイントを紹介します!
おいしいチャーハンの作り方
Copyright © 2007 TomMY. All Rights Reserved. |
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[marginプロパティ適応後のブラウザでの表示例]
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おいしいチャーハンの作り方
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二つの p 要素の上下左右に「3em」の長さを指定しています。[margin プロパティ適応後のブラウザでの表示例]を見て「何か変だな?」と思われた方はいませんか?ではその疑問は下の「MEMO」を見ればスッキリするはずです!
[margin プロパティ適応後のブラウザでの表示例]を見ると、上の p 要素と下の p 要素でそれぞれ3文字分(3em)の余白が指定されているはずです。ということは上の p 要素と下の p 要素の余白が適応されれば6文字分「6em」になりそうですよね?そう思うのが自然です。それなのに、3文字分しか上下の余白が取られていないのは、上下二つのマージンのうち長いほうが実際の余白になるからです。上の例の場合は、両方それぞれの余白が3文字分(3em)ですので、片方が相殺されて余白は三文字分(3em)です。
このように、margin プロパティを指定すると上下左右のマージンをまとめて指定できます。